京の散歩道
先日京都に行って参りました。
そして今週のバルブウィークエンドでは
京都なり田さんの〈賀茂志ば〉を使った数量限定の
「京漬物の自家製タルタルソース」で
フィッシュ&チップスとカキ&チップスをお楽しみ頂けます。
また京野菜 無農薬 〈黄金こかぶ〉のマリネも数量限定で付け合わせとしてご用意しております。

京の旅の想い出
師走、29歳の冬。主人と1歳半の娘と、京都へ旅に出ました。気づけば散歩するように京都の街を歩けるようになりました。
毎度、京都に来て思い出すのはわたしが京都に初めて訪れたときのこと。それは旅のしおりと共にした中学の修学旅行でした。緊張感のある旅でした。
清水寺や地主神社、桜咲く円山公園、今宮神社のあぶり餅。下調べで行きたいお寺や神社、昼食の場所の目星をつけて、自分たちでルートを決めるのも初めてのこと。
子供だけでの飲食や、タクシー乗車、ルート通り、時間通りに回るのは至難の技。それも由緒正しき京の町で。
10代のうちにもう一度、祖母と母と女三人で京都へ出掛けて、次はいつ来れるのかあと、京都に想いを馳せる事しばしば。
そして23歳からは年に2回ずつ京都へ旅に来ることができました。これは何かの御縁ですね。
最初は中学の修学旅行のように行きたいところを二泊三日の旅に詰め込んで京都を楽しみました。
それはそれで楽しかったのですが。
今は自分たちにとって新しい場所も取り入れつつ、お気に入りの散歩コースをゆっくり周りながら楽しむことができるようになったと思います。
何度か赴くことによって、同じ場所でも季節ごとに違う風景を見たり、自身の年齢によって変わる感じ方や見方に気づき、旅は暮らしのエッセンスとなります。
今回の旅では、初めて紅葉の見頃と重なり、今まで見てきた風景もガラッと様子を変えました。
古くから変わらないこの紅葉の景色こそが、
わびさびで表現される日本の伝統的な芸術の力になってきたのだなと感じることができました。
落ち葉で戯れる、娘の姿にも感無量。最終的には娘に葉っぱの上で寝転べ!とせがまれ、私まではしゃいでしまいました。
次回はついに二十代最後の京都旅行になりそうです。締めくくりは友人らの結婚式なんです。
こうやって再び戻ってくることのできる、京都。
御縁に感謝。
私たちが愛する京都の旅のルートについては主人が別の記事にしてます。ぜひご覧ください。
Ayaka